結婚⑤

咳払いの音。歯磨きして口をゆすぐ音。物を置く音。

なぜか、彼が発する「音」にとても敏感になり、その「音」を聞くたび寒気がする様になりました。

 

人を嫌いになるってこういうことなんだと…

 

その度、私の眉間にシワが寄っていました。耳を塞ぐことも多々ありました。

 

お金を貯めながら、逃げることを考えながらの生活が続きました。そして、大したお金も貯まらないうちに、私の限界がきます。

 

 

読んでいただきありがとうございます‪︎❤︎

 

 

 

 

 

結婚④

普段、会社や友達の前ではいい人で色々我慢もしていたのでしょう。家族にそのストレスを発散していました。

 

言い争いの原因は多分大した事では無いので覚えていませんが、ひどく酔った時に私は初めて顔を殴られました。目の上を殴られた瞬間、私もお酒が入っていたせいか血が天井まで吹き飛び、痛さよりその情景に足が震えました。

 

それでも彼は逃げる私を追ってきて、今度は足で…

 

その後の記憶がないのです。どうやって喧嘩が治まったのか、その後寝たのか寝ていないのか…

 

この出来事を書いていて思いました。何故思い出したくもないことをまた思い起こして書いているのか。こうして書いているだけでも胸が締め付けられるのに。

 

そんな彼と別れられたのに、時々考えるんです。

ひとりで寂しいだろうなぁとか、ちゃんと食べているんだろうかとか…そう思ってしまう自分が嫌で敢えて書いているのかもしれません( .. )

 

 

読んでいただきありがとうございます‪︎❤︎

 

 

 

 

 

 

 

 

結婚③

結婚して酒癖の悪さ、お金に細かい事、色んなことが浮かび上がってきました。

 

酔ってグラスをドアに投げつけ、身の危険を感じ警察を呼んだこともありました。リビングのドア前の床に刺さったガラスの破片が邪魔して、警察の方が入ってくることができません(*_*)

 

無理してドアを開けようとする警察の方に「床が傷付く〜開けんな!」と。そうしたのは自分なのに…

 

私に被害届出しますか?と聞かれましたが、断りました。綺麗事のようですが、やはり父親に前科をつけることは私にはできませんでした。

 

 

この日から私の離婚計画が始まります。

 

 

 

読んでいただきありがとうございました❤︎

結婚②

気が荒いということはわかってはいましたが、まさか子供に手を挙げるとは想像もしておらず…しかも私が出産で留守にしている間に起きたということで卑怯極まりないとその時から嫌悪感を抱くようになりました。

 

突き指で済んだものの、6歳だった子供がふたりきりの部屋で怒鳴られ突き飛ばされたことを想像すると、どれだけ怖かったか…

 

皮肉にも出産と同時に離婚の二文字が頭をよぎりました。

 

家を買ったということもあったのでしょうか。彼の「俺様」な態度はエスカレートしていきました。

 

 

 

 

読んでいただきありがとうございます‪︎❤︎

 

 

 

 

結婚①

結婚当初は日本男児って感じで、この人についていきたいって気持ちがどんどん増していきました。

 

今まで子供とふたりの生活だったので、頼れる人がいるって幸せ〜って感じでした。収入の面ではイマイチでしたが、精神的に支えてくれるっていうのがとても大きかったです。

 

 

親ってすごいですね。とういうより、歳を重ねて色んな人に会うと顔つきや行動で人を見抜けるようになるんですね。

 

彼は下の子を授かった時から変わり始めました。

 

一家の主になったことが彼をそうさせたのか…

 

 

 

読んでいただきありがとうございます‪︎❤︎

 

 

 

 

 

 

 

 

未婚④

お互いすぐに惹かれあって意気投合しました。彼は過去の辛い恋愛経験から立ち直れず、元カノから包丁を突きつけられたことから、ずっと女性不信だったそう。

 

知り合って3ヶ月後にはお互いの両親に紹介し、結婚に至るまで時間はかかりませんでした。

 

私の母に会った時、母は彼に言いました。

 

「何があっても、手だけは挙げないで下さいね」

 

今でもあの時の母の顔を忘れません。

 

 

 

読んでいただきありがとうございます‪︎❤︎‪︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未婚③

苦しかったけどふたりきりの生活は、とても穏やかでした。

 

遊覧船乗ったり、ちっちゃな遊園地で遊んだり、川でランチしたり…

 

そんな時、当日勤めていた会社で同僚に男性を紹介されました。同じ職場の人でしたが、全く話したことも顔も知らない人でした。

 

ん〜無口で男気あって私好み(〃▽〃)

 

それが第一印象だったかな

 

 

読んでいただきありがとうございます‪︎❤︎‪︎