笑っていてくれれば

最初の頃は叱咤激励したり、余計なお説教したり…今思えば、なんて残酷な事をしたんだろうって、自分の小ささを恥じています。

 

誰より苦しいのは本人なのに、わかり切っている事をくどくど言ったところで事態は酷くなる一方。ますます殻に閉じこもり笑顔を見ることもなくなりました。子供の笑顔を見られないのは親として一番の悲しみです。

 

 

先の事を考えず、今…とにかく今、笑った顔が見たい。率直な私の気持ちでした。私にできる事は長男の居場所を作ってあげること。居心地よく暮らせる環境にすること。

 

人様からしたら甘いことだと思うかもしれないけど、今の段階ではそうするしか術はないです。

 

そんな事を思いながら生活していると、少しづつ笑顔が戻り、時には私にツッコミ入れたり…

そして部屋には自己啓発の本を読んでいる形跡がありました。アンダーラインまで引いて。

 

きっと、その気はあっても動けない状態なのでしょう。

 

もう少し見守ってみます。

 

 

 

読んでいただきありがとうございます‪︎❤︎